・ブレーキの効きが悪い原因
車のトラブルに置いて、ブレーキが利かないというのはアクセルが入らないよりも大問題です。効きが悪いくらいならとりあえず走行はできますが、本当に効かなくなってしまうと命に関わります。ブレーキの効きが悪くなる原因にはどのようなものがあるのでしょうか。
・ブレーキオイルの劣化
ブレーキは、ブレーキオイルの油圧によって制御されています。このブレーキオイルは本来圧力がかかって高温になっても沸騰しないのですが、劣化して水分が混ざると沸点が下がり、沸騰して気泡が混ざるようになると圧力をかけてもブレーキがしっかり効かなくなってしまうのです。オイルが劣化している場合はオイルを交換し、オイルは劣化していないけれど空気が入ってしまっている場合は整備工場で空気を抜いてもらいましょう。
・ブレーキパッドの消耗
ブレーキは油圧でブレーキパッドがディスクを挟み込むことによって車を停止させます。ブレーキパッドは、ブレーキのたびにディスクを挟み、摩擦が生じているので少しずつ摩耗してしまうのです。走行距離3~4万キロごとの交換が目安ですが、頻繁にブレーキを踏む場合は早く摩耗することもあるので、気をつけましょう。
・ブレーキディスク、ブレーキキャリパーなどの不具合
ブレーキはブレーキキャリパーがブレーキパッドをディスクに押し付けることで車を減速させます。このブレーキディスクが歪んでいたり、ブレーキキャリパーに不具合があると、ブレーキの効きが悪くなってしまうのです。
・ブレーキの効きが悪い時は
ブレーキの効きが悪くなる原因はいくつかありますが、どれも自分でチェックしたり解決できるようなものではありません。しかし、ブレーキは非常に重要な部分で、本当に壊れてしまったら走行もできないので、おかしいな、と思ったら早めにディーラーや整備工場に持ち込んでチェックしてもらうようにしましょう。
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